富士山(2回目) [登山:富士山]
13年8月11-12日(日,月)晴れ
富士山(2回目)へ山歩きに行きました。
一昨年(11年)に初めて富士山へチャレンジ、昨年(12年)も考えていましたが
都合が付かずに断念、今年は7月後半と計画をしていましたが都合が付かずに
諦めていましたが、仕事が一段落、休暇が取れそうでしたので、
8日(木)夜に奥さんの許可、9日(金)上司の休暇許可、山小屋予約、10日(土)準備と
ほぼ行き当たりばったりの計画となってしまいました。
山歩き計画は、一昨年の計画をそのままに使い、「お鉢巡り」を追加しました。
日頃、愛知三河を中心とした低山で健康維持の為に山歩きを頑張ってしますので
富士山へ登る事で自分自身の成長と山歩きの楽しさを再認識する事が目的です。
富士山は、6月22日に世界文化遺産に登録が正式決定された為に、
混雑が想定されましたが、2日前に山小屋予約ができ、登山道や御来光も
ストレスがある様な混雑も無く、十分楽しめました。
■ルートと時間
自宅(5:00)→水ヶ塚公園着(8:00)→水ヶ塚公園発(8:30)→新五合目駐車場(9:00)
→新五合目(9:33)→新六合目(9:50)→新七合目(10:44)→元祖七合目(11:45)
→八合目(12:52)→九合目(13:36)→九合五勺(14:23)→浅間大社 奥宮(15:16)
→剣ヶ峰15:42)→頂上富士館(16:00)→消灯(19:00)→起床(3:30)→朝食(4:00)
→剣ヶ峰(4:31)→御来光(4:57)→お鉢巡り→御殿場口頂上(6:09)
→七合九勺(6:59)→七合五勺(7:26)→七合四勺(7:33)→走り六合(7:58)
→宝永山(8:09)→新六合目(8:59)→新五合目(9:09)→新五合目駐車場発(9:30)
→水ヶ塚公園着(10:10)→富嶽温泉 花の湯(10:53)→富嶽温泉 花の湯(11:25)
→自宅(14:00)
=== 1日目:富士登山 ===
自宅(5:00)
富士山スカイラインはマイカー規制となっている為、水ヶ塚公園からシャトルバスで
新五合目駐車場まで行く必要があり、少し早い時間に出発です。
水ヶ塚公園着(8:00)
水ヶ塚公園は思ったより混雑は無くスムーズに駐車する事が出来ました。
シャトルバスが15分間隔で出発している様で登山者が多いという感覚もなく
シャトルバスの乗車はストレス無く出来ました。
心配事は天気で、昨夜ネットで天気予報を確認したら、今日の夕方から雨、
明日の朝は曇りでした。不安を持ちながら出発していましたが、
雲行きが怪しいそうな天気です。
水ヶ塚公園発(8:30)
新五合目駐車場(9:00)
新五合目駐車場まで約40分となっていましたが、30分程で到着しました。
富士頂上はこんな感じで雲に覆われています。
売店で「金剛杖」を購入、富士登山記念として焼印の収集を行います。
前回購入時には鈴が2つ付いていましたが、今回は有りませんでした。
コストダウンでしょうか(?)、自分は山歩き中に鈴はうるさいので
有っても無くてもどちらでも構いません。
富士登山で気を付けないと行けないのが「高山病」です。
自分も自信がありませんので十分に注意して登山を考えています。
先ずはユックリと高所に体を慣らします。
新五合目(9:33)
標高2,400mです。
サー・ラサフォード オールコックの富士登山記念碑です。
幕末(1860年)に富士登山をした初代駐日英国公使だそうです。
富士山の山歩き開始です! 安全祈願をして出発します。
山道
山道はこんな感じです。偶々人が写っていませんが登山者は前後にいます。
気になるのは「ガス」ですね。高山病対策として呼吸を整えてユックリと歩きます。
新六合目(9:50)
標高2,490mです。富士山頂まで3.8kmです。
新六合目には雲海荘と宝永山荘があります。それぞれで焼印を捺して貰います。
新六合目
新六合目からの山道は宝永山荘とトイレの間にあります。
ここからは岩の多い山道です。日曜の為か登山者より下山者の方が多いです。
また、この時間帯は山頂目的で無く、中腹の七合目辺りを目指している方もいて
ハイキング感覚の方います。
山道
新七合目の御来光荘が見えてきました。
御来光荘を中心に富士山を撮りましたが、富士山の壮大さが判りませんので
スイングパラノマで撮ってみましたが、、、上手く撮れません。
こんな感じで山歩きを楽しんでいます。
新七合目(10:44)
標高2,780m、富士山頂まで2.8kmです。
新六合目から標高290m、距離1kmを約1時間掛けて登りました。
御来光荘で3回目の焼印を捺して貰います。
新七合目
新七合目から頂上を撮った写真です。
これから登る山道、山小屋が見えます。また登山者も大勢いる事が判ります。
標識(元祖七合目)
新七合目と元祖七合目の真ん中辺りに標識があります。
新七合目の次は八合目でなく、「元祖七合目」ですので、知らないまま登山すると
愕然とすると思います。
山道
この辺りは、登る人、下る人、休憩する人で少し混み合っています。
標識(標高3,000m)
標高3,000mです。新五合目から標高600mを登りました。
あと標高776mです。頑張りましょう!
標識(標高3,000m)
標識場所から元祖七合目は間近にあります。
標識(標高3,000m)
標識場所から登って来た山道はこんな感じです。
元祖七合目(11:45)
標高3,010m、富士山頂まで2.1kmです。山口山荘で4回目の焼印を捺して貰います。
元祖七合目
山小屋近くの山道脇で昼食(お握り2個)をとる事にしました。
ここまで前回と同じペースの山歩きが出来ていて、前回と比べ出発時間が
早かった為に頂上到着が予定より早くなる事に気が付き、
時間調整を兼ねてユックリする事にしました。
休憩を20分程とり出発しましたが、ザックの荷物が非常に重たく感じます。
休憩をあまり多く取ってはいけないと良く言いますが、その通りですね。
八合目(12:52)
標高3,250mです。池田館で5回目の焼印を捺して貰います。
八合目
登って来た山道とこれから登る山道です。みなさん頑張って登山しています。
鳥居
八合目の直後に鳥居があります。
鳥居
鳥居が頑張って立っているって感じがします。
標識(九合目)
九合目まであと200mです。
山道
九合目が近付いてきました。
九合目(13:36)
標高3,460mです。新五合目から標高1,060mを登りました。あと標高316mです。
万年雪山荘で6回目の焼印を捺して貰います。
鳥居
3つ目の鳥居です。
山道
急勾配の坂をみなさん頑張って登っています。
また、富士頂上のデコボコがハッキリと判ります。
万年雪
九合目と九合五勺の中間で万年雪があります。
山道は急勾配の坂が続きます。
標識(九合五勺)
九合五勺の標識です。この辺りになると休憩されている方が多くなっています。
九合五勺(14:23)
標高3,590mです。新五合目から標高1,190mを登りました。あと標高186mです。
胸突山荘で7回目の焼印を捺して貰います。
鳥居
この鳥居が見えてくると頂上は直ぐです。頑張りましょう!
頂上(奥宮)(15:16)
頂上へ到着しました。剣ヶ峰へ目指します。
駒ヶ岳
火口
富士山の火口です。壮大さが判りますでしょうか。
剣ヶ峰を登る為に休憩し体を休めます。
剣ヶ峰
写真左側の急勾配の坂をこれから登ります。頑張りましょう!
剣ヶ峰(15:42)
日本最高峰 富士山 剣ヶ峰、標高3,776mです。
登山開始から6時間9分で到着です。
この石碑を見たくて、富士山への山歩きをチャレンジしたと言っても
よいくらい感動しています。
剣ヶ峰
剣ヶ峰からの眺めです。本日宿泊の頂上富士館と三島岳です。
それと、富士山の火口です。
明日はお鉢巡りを計画していますので楽しみにしています。
二等三角点
頂上富士館(16:00)
チェックイン後に体を休めていたら雷が鳴り始めました。昨夜ネットで天気予報を
確認したら、今日の夕方から雨、明日の朝は曇りと残念な予報となっていましたので
明日の天気が気になり、目的の御来光が見えるのか心配です。
暫くすると山小屋の電気が消えました、雷の影響で発電機が停止した為です。
晩御飯は闇の中でヘッドライトの灯りで食べる事になりました。
自分は山小屋の経験がなく、この様なハプニングが当たり前なのか判りませんが
貴重な経験をしました。
消灯(19:00)
昨夜18時頃には就寝、慣れない早寝の為に何度か目が覚め、長い夜となりました。
隣の方は頭が痛いのか、頭を抱えている状態を何度か見ていたり、酸素管を何度も
使用している状態を見ています。恐らく高山病でしょうが、自分には何も出来なく
見守るしかありません。また、夜中に大きな声で何度も吐き声をしている方がいて
大変そうな感じを受けています。自分は特に何もなく、寝たり起きたりの状態です。
「高山病」には十分気を付けないといけません。皆さんも十分に注意して下さい。
また、山小屋の外も風が強く吹き付ける状態となり、明日の天気が気になります、
昨日の天気予報では曇りとなっていましたので、御来光は無理かな(?)と思い
心配事が続きます。
=== 2日目:御来光・お鉢巡り・下山 ===
起床(3:30)
4時から朝食ですので、それまでに御来光の準備をします。
前回はカッパを防寒着にしましたが、今回はジャケットを持って来ていますので
カッパを使わない様にしています。(片付けが大変だから)
寒いか、大丈夫かは判りませんが、前回、非常に寒かった覚えがありますので
心配です。(皆さんはどうでしょうか?)
結果的に前回と比べて寒くなかったので問題ありませんでしたが、
こう言った未来の予測は難しくて悩みますね。
朝食(4:00)
頂上富士館の方が朝食の連絡に合わせ、今日は天気が良く御来光が見える事を
伝えてくれました。昨夜までの心配事が一気に無くなり、御来光モードとなりました。
前回は富士山に登る事のみ考えていた為に御来光は何処で見ればよいのかを
全く考えていなかったので、頂上富士館の前にある浅間岳の人混みの後ろで御来光を
見た記憶があります。今回はネットで事前に調べ、三島岳または剣ヶ峰へ移動して
御来光を考えています。
朝4時に朝食は喉に通らないですが、ご飯に振り掛けとスープを口中に押し込み、
御来光を見る為に出発します。
やはり頂上富士館の前は人混みで一杯です。
団体さんは、ここが待ち合わせになっている様で大賑わいですが
頂上富士館の裏(剣ヶ峰方面)へ行くと人混みは無いです。
剣ヶ峰(4:31)
剣ヶ峰に到着です。思ったより混んでいなく御来光を見る場所を確保できました。
御来光まで30分くら時間がありますが、こんな感じで良い御来光が見えそうです。
夜明け前の神秘的な景色で御来光が期待出来ます。
剣ヶ峰
剣ヶ峰の様です。
御来光
御来光まであと少しです。
成試ヶ岳や駒ヶ岳に御来光を待っている方が大勢いる事が判ります。
御来光(4:57)
御来光です。
お鉢巡り
お鉢巡りの開始です。今回の富士登山目的の一つで、楽しみにしています。
ルートは、剣ヶ峰から右回りで富士宮口頂上まで行きます。
白山岳
白山岳と山道です。
影富士
影富士です。前回と比べてはいけませんが、雲がハッキリしていない為、
モヤモヤしていますが富士山の全体が見え感動しています。
剣ヶ峰
朝日に照らされた剣ヶ峰です。
お鉢巡り
逆光で判り難いですが、お鉢巡りを楽しんでいる方が大勢います。
剣ヶ峰
久須志岳近辺から見た剣ヶ峰です。この時間になると登山者も少ない様です。
久須志神社(5:31)
須走口側の頂上です。
山口屋 支店
さすが、須走口頂上です、人混みで前へ進めない状態です。
須走口頂上
宝永山
今日目指す宝永山と雲海です。
剣ヶ峰
御殿場口頂上の手前から見た剣ヶ峰です。
富士山頂 浅間大社 奥宮(5:59)
頂上へ到着しました。
御殿場口頂上
富士山頂 浅間大社 銀明水の石碑です。
御殿場口ルートから下山します。
理由は富士宮口ルートと比べ登山者が少ない事と宝永山へ行く為です。
前回も同じルートで下山し、山歩き時間2時間37分と呆気なかったので
今回はユックリと山歩きをする事とします。
今年は郵便局が銀明館にある為、この辺りは賑やかです。
御殿場口頂上(6:09)
長田尾根登山路建設記念碑
八合目(6:41)
見晴館は閉館中ですので、そのまま通り過ぎます。
前回と比べて登山・下山者が多いです。また前回は雲海がハッキリして
トテモ綺麗で感動した記憶がありますが、今日は残念な状態です。
目指す宝永山は良く見えます。
七合九勺(6:59)
赤岩八号館です。
山小屋の写真は、これのみですが、ここで焼印を5個捺して貰いました。
山道と宝永山
山道には大勢の団体さんが数組います。(写真では判らないですが、)
七合五勺(7:26)
砂走館です。標高3,090m、もう既に半分以上の下山をしています。
ここでも焼印を5個捺して貰っています。
富士宮口ルートと違って1回の焼印の数が違います。
砂走口
七合五勺(砂走館)から御殿場口下山道の国立公園砂走口です。
下の写真はここから見た富士山頂です。山頂は雲一つ無く天気が良いです。
この青空は如何でしょうか? 下界では滅多に見れない青空です。
七合四勺(7:33)
わらじ館です。七合五勺(砂走館)から直ぐに下った所にあります。
焼印は2個と3個バージョンがあり、自分は焼印を3個捺して貰いました。
山道
砂走の状態が段々と大きくなる事が判りますでしょうか?
団体さんも結構な勢い(スピード)で歩いています。
前回は掛け走までは行きませんが結構なスピードで下山した為、
今回は一歩一歩を砂走状態を楽しみながら歩く様にしました。
走り六合(7:58)
ここから御殿山口ルートから外れ、宝永山へ向かいます。
写真では勾配のある登り坂に見えますが、実際はそれ程ではありません。
分岐点
宝永山と富士宮口への分岐点と、ここから見た富士山頂です。
宝永山まであと少しです。頑張りましょう!
宝永山(8:09)
宝永山山頂に到着です。下山開始から2時間で到着しました。
標高2,693mですので、御殿場口頂上から標高1,007mを下りました。
宝永山
宝永山からの富士山の眺めはお勧めです。
宝永山遊歩道
写真の山道右側が宝永第一火口です。
宝永山遊歩道
火口底です。ここから登りが少し続きます。
キツイですが、ここを越えると富士宮口ルートの新六合目まで、あと少しとなります。
宝永第一火口縁です。
下の写真は、ここから見た富士山のです。写真右側が宝永山から来たルート、
左側が新六合目へ行くルートです。
新六合目(8:59)
新五合目(9:09)
無事到着しました。
富士山表口五合目 標高2,400mです。下山開始から3時間で到着しました。
この看板の前に大勢の登山者が写真を撮っていますので、ドアップで1枚撮りました。
富士山頂は昨日と違ってハッキリと見えます。
今日登山する方は最高の登山になるでしょう。(日焼には注意ですが、)
新五合目駐車場発(9:30)
売店でお土産購入、シャトルバスへ乗り込んで水ヶ塚公園へ出発です。
水ヶ塚公園着(10:10)
富嶽温泉 花の湯(10:53)
前回は富士山天母の湯へ行きましたが、月曜休みと言う事に水ヶ塚公園で気が付き、
偶然、新五合目で割引券を貰った富嶽温泉 花の湯が、丁度帰り道でしたので
行く事にしました。
富嶽温泉 花の湯(11:25)
自宅(14:00)
計:9時間9分の山歩きでした。
(登り:6時間9分、下り:3時間)
お疲れ様でした。
富士山(2回目)へ山歩きに行きました。
一昨年(11年)に初めて富士山へチャレンジ、昨年(12年)も考えていましたが
都合が付かずに断念、今年は7月後半と計画をしていましたが都合が付かずに
諦めていましたが、仕事が一段落、休暇が取れそうでしたので、
8日(木)夜に奥さんの許可、9日(金)上司の休暇許可、山小屋予約、10日(土)準備と
ほぼ行き当たりばったりの計画となってしまいました。
山歩き計画は、一昨年の計画をそのままに使い、「お鉢巡り」を追加しました。
日頃、愛知三河を中心とした低山で健康維持の為に山歩きを頑張ってしますので
富士山へ登る事で自分自身の成長と山歩きの楽しさを再認識する事が目的です。
富士山は、6月22日に世界文化遺産に登録が正式決定された為に、
混雑が想定されましたが、2日前に山小屋予約ができ、登山道や御来光も
ストレスがある様な混雑も無く、十分楽しめました。
■ルートと時間
自宅(5:00)→水ヶ塚公園着(8:00)→水ヶ塚公園発(8:30)→新五合目駐車場(9:00)
→新五合目(9:33)→新六合目(9:50)→新七合目(10:44)→元祖七合目(11:45)
→八合目(12:52)→九合目(13:36)→九合五勺(14:23)→浅間大社 奥宮(15:16)
→剣ヶ峰15:42)→頂上富士館(16:00)→消灯(19:00)→起床(3:30)→朝食(4:00)
→剣ヶ峰(4:31)→御来光(4:57)→お鉢巡り→御殿場口頂上(6:09)
→七合九勺(6:59)→七合五勺(7:26)→七合四勺(7:33)→走り六合(7:58)
→宝永山(8:09)→新六合目(8:59)→新五合目(9:09)→新五合目駐車場発(9:30)
→水ヶ塚公園着(10:10)→富嶽温泉 花の湯(10:53)→富嶽温泉 花の湯(11:25)
→自宅(14:00)
=== 1日目:富士登山 ===
自宅(5:00)
富士山スカイラインはマイカー規制となっている為、水ヶ塚公園からシャトルバスで
新五合目駐車場まで行く必要があり、少し早い時間に出発です。
水ヶ塚公園着(8:00)
水ヶ塚公園は思ったより混雑は無くスムーズに駐車する事が出来ました。
シャトルバスが15分間隔で出発している様で登山者が多いという感覚もなく
シャトルバスの乗車はストレス無く出来ました。
心配事は天気で、昨夜ネットで天気予報を確認したら、今日の夕方から雨、
明日の朝は曇りでした。不安を持ちながら出発していましたが、
雲行きが怪しいそうな天気です。
水ヶ塚公園発(8:30)
新五合目駐車場(9:00)
新五合目駐車場まで約40分となっていましたが、30分程で到着しました。
富士頂上はこんな感じで雲に覆われています。
売店で「金剛杖」を購入、富士登山記念として焼印の収集を行います。
前回購入時には鈴が2つ付いていましたが、今回は有りませんでした。
コストダウンでしょうか(?)、自分は山歩き中に鈴はうるさいので
有っても無くてもどちらでも構いません。
富士登山で気を付けないと行けないのが「高山病」です。
自分も自信がありませんので十分に注意して登山を考えています。
先ずはユックリと高所に体を慣らします。
新五合目(9:33)
標高2,400mです。
サー・ラサフォード オールコックの富士登山記念碑です。
幕末(1860年)に富士登山をした初代駐日英国公使だそうです。
富士山の山歩き開始です! 安全祈願をして出発します。
山道
山道はこんな感じです。偶々人が写っていませんが登山者は前後にいます。
気になるのは「ガス」ですね。高山病対策として呼吸を整えてユックリと歩きます。
新六合目(9:50)
標高2,490mです。富士山頂まで3.8kmです。
新六合目には雲海荘と宝永山荘があります。それぞれで焼印を捺して貰います。
新六合目
新六合目からの山道は宝永山荘とトイレの間にあります。
ここからは岩の多い山道です。日曜の為か登山者より下山者の方が多いです。
また、この時間帯は山頂目的で無く、中腹の七合目辺りを目指している方もいて
ハイキング感覚の方います。
山道
新七合目の御来光荘が見えてきました。
御来光荘を中心に富士山を撮りましたが、富士山の壮大さが判りませんので
スイングパラノマで撮ってみましたが、、、上手く撮れません。
こんな感じで山歩きを楽しんでいます。
新七合目(10:44)
標高2,780m、富士山頂まで2.8kmです。
新六合目から標高290m、距離1kmを約1時間掛けて登りました。
御来光荘で3回目の焼印を捺して貰います。
新七合目
新七合目から頂上を撮った写真です。
これから登る山道、山小屋が見えます。また登山者も大勢いる事が判ります。
標識(元祖七合目)
新七合目と元祖七合目の真ん中辺りに標識があります。
新七合目の次は八合目でなく、「元祖七合目」ですので、知らないまま登山すると
愕然とすると思います。
山道
この辺りは、登る人、下る人、休憩する人で少し混み合っています。
標識(標高3,000m)
標高3,000mです。新五合目から標高600mを登りました。
あと標高776mです。頑張りましょう!
標識(標高3,000m)
標識場所から元祖七合目は間近にあります。
標識(標高3,000m)
標識場所から登って来た山道はこんな感じです。
元祖七合目(11:45)
標高3,010m、富士山頂まで2.1kmです。山口山荘で4回目の焼印を捺して貰います。
元祖七合目
山小屋近くの山道脇で昼食(お握り2個)をとる事にしました。
ここまで前回と同じペースの山歩きが出来ていて、前回と比べ出発時間が
早かった為に頂上到着が予定より早くなる事に気が付き、
時間調整を兼ねてユックリする事にしました。
休憩を20分程とり出発しましたが、ザックの荷物が非常に重たく感じます。
休憩をあまり多く取ってはいけないと良く言いますが、その通りですね。
八合目(12:52)
標高3,250mです。池田館で5回目の焼印を捺して貰います。
八合目
登って来た山道とこれから登る山道です。みなさん頑張って登山しています。
鳥居
八合目の直後に鳥居があります。
鳥居
鳥居が頑張って立っているって感じがします。
標識(九合目)
九合目まであと200mです。
山道
九合目が近付いてきました。
九合目(13:36)
標高3,460mです。新五合目から標高1,060mを登りました。あと標高316mです。
万年雪山荘で6回目の焼印を捺して貰います。
鳥居
3つ目の鳥居です。
山道
急勾配の坂をみなさん頑張って登っています。
また、富士頂上のデコボコがハッキリと判ります。
万年雪
九合目と九合五勺の中間で万年雪があります。
山道は急勾配の坂が続きます。
標識(九合五勺)
九合五勺の標識です。この辺りになると休憩されている方が多くなっています。
九合五勺(14:23)
標高3,590mです。新五合目から標高1,190mを登りました。あと標高186mです。
胸突山荘で7回目の焼印を捺して貰います。
鳥居
この鳥居が見えてくると頂上は直ぐです。頑張りましょう!
頂上(奥宮)(15:16)
頂上へ到着しました。剣ヶ峰へ目指します。
駒ヶ岳
火口
富士山の火口です。壮大さが判りますでしょうか。
剣ヶ峰を登る為に休憩し体を休めます。
剣ヶ峰
写真左側の急勾配の坂をこれから登ります。頑張りましょう!
剣ヶ峰(15:42)
日本最高峰 富士山 剣ヶ峰、標高3,776mです。
登山開始から6時間9分で到着です。
この石碑を見たくて、富士山への山歩きをチャレンジしたと言っても
よいくらい感動しています。
剣ヶ峰
剣ヶ峰からの眺めです。本日宿泊の頂上富士館と三島岳です。
それと、富士山の火口です。
明日はお鉢巡りを計画していますので楽しみにしています。
二等三角点
頂上富士館(16:00)
チェックイン後に体を休めていたら雷が鳴り始めました。昨夜ネットで天気予報を
確認したら、今日の夕方から雨、明日の朝は曇りと残念な予報となっていましたので
明日の天気が気になり、目的の御来光が見えるのか心配です。
暫くすると山小屋の電気が消えました、雷の影響で発電機が停止した為です。
晩御飯は闇の中でヘッドライトの灯りで食べる事になりました。
自分は山小屋の経験がなく、この様なハプニングが当たり前なのか判りませんが
貴重な経験をしました。
消灯(19:00)
昨夜18時頃には就寝、慣れない早寝の為に何度か目が覚め、長い夜となりました。
隣の方は頭が痛いのか、頭を抱えている状態を何度か見ていたり、酸素管を何度も
使用している状態を見ています。恐らく高山病でしょうが、自分には何も出来なく
見守るしかありません。また、夜中に大きな声で何度も吐き声をしている方がいて
大変そうな感じを受けています。自分は特に何もなく、寝たり起きたりの状態です。
「高山病」には十分気を付けないといけません。皆さんも十分に注意して下さい。
また、山小屋の外も風が強く吹き付ける状態となり、明日の天気が気になります、
昨日の天気予報では曇りとなっていましたので、御来光は無理かな(?)と思い
心配事が続きます。
=== 2日目:御来光・お鉢巡り・下山 ===
起床(3:30)
4時から朝食ですので、それまでに御来光の準備をします。
前回はカッパを防寒着にしましたが、今回はジャケットを持って来ていますので
カッパを使わない様にしています。(片付けが大変だから)
寒いか、大丈夫かは判りませんが、前回、非常に寒かった覚えがありますので
心配です。(皆さんはどうでしょうか?)
結果的に前回と比べて寒くなかったので問題ありませんでしたが、
こう言った未来の予測は難しくて悩みますね。
朝食(4:00)
頂上富士館の方が朝食の連絡に合わせ、今日は天気が良く御来光が見える事を
伝えてくれました。昨夜までの心配事が一気に無くなり、御来光モードとなりました。
前回は富士山に登る事のみ考えていた為に御来光は何処で見ればよいのかを
全く考えていなかったので、頂上富士館の前にある浅間岳の人混みの後ろで御来光を
見た記憶があります。今回はネットで事前に調べ、三島岳または剣ヶ峰へ移動して
御来光を考えています。
朝4時に朝食は喉に通らないですが、ご飯に振り掛けとスープを口中に押し込み、
御来光を見る為に出発します。
やはり頂上富士館の前は人混みで一杯です。
団体さんは、ここが待ち合わせになっている様で大賑わいですが
頂上富士館の裏(剣ヶ峰方面)へ行くと人混みは無いです。
剣ヶ峰(4:31)
剣ヶ峰に到着です。思ったより混んでいなく御来光を見る場所を確保できました。
御来光まで30分くら時間がありますが、こんな感じで良い御来光が見えそうです。
夜明け前の神秘的な景色で御来光が期待出来ます。
剣ヶ峰
剣ヶ峰の様です。
御来光
御来光まであと少しです。
成試ヶ岳や駒ヶ岳に御来光を待っている方が大勢いる事が判ります。
御来光(4:57)
御来光です。
お鉢巡り
お鉢巡りの開始です。今回の富士登山目的の一つで、楽しみにしています。
ルートは、剣ヶ峰から右回りで富士宮口頂上まで行きます。
白山岳
白山岳と山道です。
影富士
影富士です。前回と比べてはいけませんが、雲がハッキリしていない為、
モヤモヤしていますが富士山の全体が見え感動しています。
剣ヶ峰
朝日に照らされた剣ヶ峰です。
お鉢巡り
逆光で判り難いですが、お鉢巡りを楽しんでいる方が大勢います。
剣ヶ峰
久須志岳近辺から見た剣ヶ峰です。この時間になると登山者も少ない様です。
久須志神社(5:31)
須走口側の頂上です。
山口屋 支店
さすが、須走口頂上です、人混みで前へ進めない状態です。
須走口頂上
宝永山
今日目指す宝永山と雲海です。
剣ヶ峰
御殿場口頂上の手前から見た剣ヶ峰です。
富士山頂 浅間大社 奥宮(5:59)
頂上へ到着しました。
御殿場口頂上
富士山頂 浅間大社 銀明水の石碑です。
御殿場口ルートから下山します。
理由は富士宮口ルートと比べ登山者が少ない事と宝永山へ行く為です。
前回も同じルートで下山し、山歩き時間2時間37分と呆気なかったので
今回はユックリと山歩きをする事とします。
今年は郵便局が銀明館にある為、この辺りは賑やかです。
御殿場口頂上(6:09)
長田尾根登山路建設記念碑
八合目(6:41)
見晴館は閉館中ですので、そのまま通り過ぎます。
前回と比べて登山・下山者が多いです。また前回は雲海がハッキリして
トテモ綺麗で感動した記憶がありますが、今日は残念な状態です。
目指す宝永山は良く見えます。
七合九勺(6:59)
赤岩八号館です。
山小屋の写真は、これのみですが、ここで焼印を5個捺して貰いました。
山道と宝永山
山道には大勢の団体さんが数組います。(写真では判らないですが、)
七合五勺(7:26)
砂走館です。標高3,090m、もう既に半分以上の下山をしています。
ここでも焼印を5個捺して貰っています。
富士宮口ルートと違って1回の焼印の数が違います。
砂走口
七合五勺(砂走館)から御殿場口下山道の国立公園砂走口です。
下の写真はここから見た富士山頂です。山頂は雲一つ無く天気が良いです。
この青空は如何でしょうか? 下界では滅多に見れない青空です。
七合四勺(7:33)
わらじ館です。七合五勺(砂走館)から直ぐに下った所にあります。
焼印は2個と3個バージョンがあり、自分は焼印を3個捺して貰いました。
山道
砂走の状態が段々と大きくなる事が判りますでしょうか?
団体さんも結構な勢い(スピード)で歩いています。
前回は掛け走までは行きませんが結構なスピードで下山した為、
今回は一歩一歩を砂走状態を楽しみながら歩く様にしました。
走り六合(7:58)
ここから御殿山口ルートから外れ、宝永山へ向かいます。
写真では勾配のある登り坂に見えますが、実際はそれ程ではありません。
分岐点
宝永山と富士宮口への分岐点と、ここから見た富士山頂です。
宝永山まであと少しです。頑張りましょう!
宝永山(8:09)
宝永山山頂に到着です。下山開始から2時間で到着しました。
標高2,693mですので、御殿場口頂上から標高1,007mを下りました。
宝永山
宝永山からの富士山の眺めはお勧めです。
宝永山遊歩道
写真の山道右側が宝永第一火口です。
宝永山遊歩道
火口底です。ここから登りが少し続きます。
キツイですが、ここを越えると富士宮口ルートの新六合目まで、あと少しとなります。
宝永第一火口縁です。
下の写真は、ここから見た富士山のです。写真右側が宝永山から来たルート、
左側が新六合目へ行くルートです。
新六合目(8:59)
新五合目(9:09)
無事到着しました。
富士山表口五合目 標高2,400mです。下山開始から3時間で到着しました。
この看板の前に大勢の登山者が写真を撮っていますので、ドアップで1枚撮りました。
富士山頂は昨日と違ってハッキリと見えます。
今日登山する方は最高の登山になるでしょう。(日焼には注意ですが、)
新五合目駐車場発(9:30)
売店でお土産購入、シャトルバスへ乗り込んで水ヶ塚公園へ出発です。
水ヶ塚公園着(10:10)
富嶽温泉 花の湯(10:53)
前回は富士山天母の湯へ行きましたが、月曜休みと言う事に水ヶ塚公園で気が付き、
偶然、新五合目で割引券を貰った富嶽温泉 花の湯が、丁度帰り道でしたので
行く事にしました。
富嶽温泉 花の湯(11:25)
自宅(14:00)
計:9時間9分の山歩きでした。
(登り:6時間9分、下り:3時間)
お疲れ様でした。